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japanese.china.org.cn |08. 02. 2021

李晶機長の「最後の春運」

タグ: 機長 春運

    42年間で24277時間の安全飛行、10568回の着陸、これらのすばらしいデータ(2021年1月31日まで)は、重慶航空公司の李晶機長の空に対する情熱を表している。


    まもなく60歳になる李晶さんは、重慶航空公司のエアバスA320型のベテラン機長・教官である。1979年、18歳だった李晶さんは空中第二予校専門学校に入学し、パイロット生涯をスタートした。1993年5月、32歳の頃、李晶さんは中国民航北方航空公司大連飛行チームに転職し、民用航空パイロットになった。1995年、彼は初めて春運フライトに参加した。今年は彼にとって26回目の春運で、最後の春運でもある。3ヶ月後、彼は60歳になり、正式に退職する。


    26年間、李晶さんは家族と一緒に年夜飯を食べることはほとんどなかった。夜にフライトがあり、空で春節を過ごしたこともあるという。毎年春運期間はフライトスケジュールが異なるため、李晶さんがどの都市で春節を過ごすかもわからない。今年の春運は新型コロナ流行の影響で乗客が大幅に減少し、李晶さんは家族と年夜飯を食べることができそうである。


    李晶さんはフライトのほかに、シミュレーターの教官も務め、副機長に飛行技術を教えている。李晶さんは若者への期待について、「引退前に、42年間の安全飛行の経験を理論知識に変え、より多くの若いパイロットに教えたい」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年2月8日

 

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