丑年と午年は耕作の年といわれている。丑年の春節、唐代画家の韓滉市の名作『五牛図』が再び注目を集めた。描かれている絶妙な形と精神を備える5頭の牛は、辛丑牛年の春節に新春の雰囲気をもたらしている。新春に「塞上江南」と称される寧夏を歩いた記者は、独特な「五牛図」を発見した。
昔から「天下黄河富寧夏」と言われるが長期にわたり、この「富」は低水準の生活を維持するだけだった。2020年末、寧夏全域は歴史的な絶対貧困から脱却し、丑年に新たな期待が生まれた。各民族の幹部と民衆が心を1つにして描いたこの『五牛図』は貧困対策の新たな注釈であり、農村振興の活力も表している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年2月18日