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japanese.china.org.cn |18. 02. 2021

スリランカで中国の正月用品購入が便利に

タグ: スリランカ 正月用品 購入

    今年の春節前、コロンボで生活する張詩文さんは中国の越境ECを通して正月用品を購入した。「過去の経験を通し、春節前に受け取れると確信していた」と張詩文さんは話す。


    大晦日の前日、越境ECの配送代行業務を行う現地の会社から正月用品や洋服などの商品が張詩文さんの家に届いた。会社の担当者によると、今年の春節は配達業務が好調で、現地の華僑華人が中国の越境ECを通して正月用品を購入するニーズが大幅に増加した。


    新型コロナの流行以降、中国・コロンボ間の航空便が減少したため、友人に買ってきてもらうという従来の方法での購入ができなくなり、中国の越境ECを通して中国の商品を買うことはスリランカ在住の中国人にとって最も便利な方法になった。また、スリランカ人も中国の越境ECで商品を購入している。


    配送代行会社の配送記録を見ると、荷物の受取人は現地の中国企業もあれば、コロンボで生活する華人もいる。商品は小型家電、日用品および食料品、春節ギフトなどが多い。スリランカ人は主にバイクのヘルメットやブランドスニーカーなどを注文している。


    張詩文さんは、以前は自分または他人に頼んで中国から商品を購入していたが、配送代行会社の便利なサービスを知ってから越境ECで購入するようになったという。「中国から発送される商品には送料と税金がかかるが、ECサイトは割引が大きいため、コスト全体で見れば割に合う」と張詩文さんは話した。


    現地の某中国企業の責任者によると、越境ECはショッピングの選択肢を増やし、会社は越境ECを通して台所用品や食料品を仕入れている。配達時間が短く、食材も新鮮だという。今年の春節前、従業員が楽しく春節を過ごせるようにするため、同社は大量の食料品と正月用品を購入した。


    現地の華僑華人に故郷の商品を味わってもらいたいと考え、現地の中国スーパーもサービスの質を向上させる手段を模索している。


    コロンボの某中国スーパーには人気の正月用品が揃い、朝鮮冷麺などのコロンボであまり見かけない食品もある。スーパーの経営者の李佳さんによると、春節前に店は中国人が好きな食料品を増やし、提灯などの伝統的な正月用品も十分に用意した。ソーセージは祝日の一番の人気商品で、中国各地の出身者が来店するため、広東式、湖南式、四川式などの様々な味のソーセージを特別に作った。


    現地の他店と異なり、李佳さんの店はアプレットを使用し、アプレットで注文できるようにしている。現在で新型コロナが流行しているため、春節期間は配達サービスも行った。「現在600人以上がスーパーのアプレットに登録し、スリランカ人もいる」と李佳さんは話した。


    新型コロナが流行している中、中国の越境ECおよびスリランカの配送代行会社、中国スーパーの発展により、スリランカで生活する華僑華人だけでなくスリランカ人も便利に中国の商品が購入できている。張詩文さんは、「スリランカで中国の正月用品を便利に購入できるようになった」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年2月18日

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