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japanese.china.org.cn |24. 02. 2021

「特別なウエディングフォト」の背後にある愛の伝達

タグ: ウエディングフォト

 

 

2020年5月、張佳港さんは祖母のウエディングフォト撮影に付き添った。当時、祖父は体調が悪く撮影できなかったため、張佳港さんが代わりに祖母と一緒に撮った(資料写真)


 江西省のある消防士と80代女性が撮影したウエディングフォトが近頃、インターネットで話題になっている。写真の中の男性は張佳港さんで今年24歳、江西省新余市分宜県消防救援大隊の消防員。女性は唐才英さんで今年85歳、分宜県人民医院の清掃スタッフだった。


    24年前、61歳だった唐才英さんは病院から2人の捨て子を引き取り、張佳港と張佳回と名付けた。給料、野菜と廃品の販売で得た収入で生活していた唐才英さんと夫は、自分たちの子供と引き取った6人の子供を育てた。張佳港さんは唐才英さんの孫と一緒に育てられたため、「おばあちゃん」と呼んでいた。


 2001年、唐才英さんが孤児を引き取ったことを知り、分宜消防の消防隊員らは彼らの支援を開始した。20年間、消防隊員は入れ替わったが、愛のある支援が途絶えることはなかった。長期にわたり支援を受けた張佳港さんは、消防隊を「第二の家」にし消防士になることを志した。2016年、張佳港さんは夢だった消防士になった。


 張佳港さんは、「消防士になろうと思ったのは、社会に恩返しをするため。おばあちゃんは自分に第二の人生をくれ、助けてくれた消防士たちは第三の人生をくれた」と話した。


 現在、張佳港さんは同僚とともに経済的に困難な家庭の学生2人を支援し、愛を受け継いでいる。「自分にできることをし、このような子供たちに社会の温かさと善意を感じてもらいたい」と張佳港さんは話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月24日

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