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japanese.china.org.cn |26. 02. 2021

無形文化遺産の撓閣 ライブ配信で春節を賑やかに

タグ: 無形文化遺産 ライブ配信

   今年73歳の郝来喜さんは峨口撓閣の国家級無形文化遺産伝承人で、幼い頃に父親の影響を受け、5歳か6歳の頃から撓閣を始めて70年近くになる。

 

  「撓閣」は山西省北部の方言で、「撓」は高く挙げる、「閣」は子供を意味する。峨口撓閣は雁門関内外に伝わる雑技で、1000年以上の伝統を有し、2008年に国家級無形文化遺産保護リストに組み入れられた。この芸能は演技、踊り、音楽、美術、スポーツを一体とし、「無言の劇、空中の踊り、移動する雑技、生きた彫塑」と称される。

 

   毎年の元宵節は撓閣が行われる日である。郝来喜さんは、「感染症の影響でずっとできず、寂しい」とこぼした。

 

   先日、郝来喜さんの息子の郝永俊さんと孫の郝錦程さんは撓閣をライブ配信することを提案し、郝来喜さんは喜んで賛成した。

 

   郝来喜さんは、「忘れられずにいると同時に、春節を賑やかにする効果もあり、とてもいい考えだと思った。無形文化遺産で春節を楽しく過ごすことができる」と話した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年2月26日


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