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japanese.china.org.cn |03. 03. 2021

粤港澳大湾区で夢を追いかける香港地区の若者たち

タグ: 粤港澳大湾区 若者たち


暨南大学の前で自撮りをする林心瑩さん(撮影・陳楚紅)


  初めてのインターンで、林さんはあるハッカースペースで運営アシスタントを務めた。1カ月の間、林さんは広州で起業する多くの香港と澳門の若者たちに出会い、会社の登録やオフィス探し、レイアウトなどを手伝った。


  その後、林さんは広州にある香港の若者が設立したニューリテールに携わるスタートアップ企業でインターンをし、セルフメディアプラットフォームとライブコマースを担当した。「初めてライブコマースに参加した時はとても緊張してしまい、カメラに向かって何を話したらいいか分かりませんでした」と林さんは笑う。しかし、このインターンのおかげで、内陸部のインターネット販売プラットフォームの運営に対する理解が深まったという。


  「この2回のインターンを通じ、香港や澳門の若者にとって内陸部は成長の余地が大きく、チャンスも多いことを知りました。政府も私たちが起業する時に多くの優遇政策を提供してくれていますし、卒業後に大湾区の都市で就職する気持ちが固まりました。大湾区はきっと私たち新世代の粤港澳エリアの若者にとって、融合発展の重要な掛け橋になるでしょう」と林さんは言う。


  「粤港澳大湾区発展計画綱要」が施行されて2年余りが経った。粤港澳大湾区の今後の発展について、林さんは成長のチャンスをつかもうと若者たちを激励した。また徐さんは、「粤港澳大湾区の発展でコミュニケーションの距離が縮まり、大湾区内の主要都市もそれぞれが強みを補完し合えます」と言い、粤港澳大湾区ではチャンスが多く、成長の見込みも大きいので、香港の若者たちにここで新天地を切り開くよう呼びかけた。


「北京週報日本語版」2021年3月3日

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