写真はCFPより
中国鉄路成都局集団有限公司成都動車区間成都運用ライン整備倉庫内で8日、同日の整備担当者である王悦美さんはいつものように、同日入庫する列車の検査を行った。
王さんは若き動車組(高速列車)整備士で、主に動車組の検査とメンテナンスを担当しており、さながら動車組を診察する「医師」のようだ。王さんは8日、就職してから4回目の「国際女性デー」を迎えた。
深夜に作業し、登り下りを繰り返す激務。特殊な作業内容から、動車組の整備士は男性が一般的だ。しかし女性は丁寧かつきめ細やかで、動車組の正確かつ慎重なメンテナンスに適している。
毎日の午後6時から翌日の午前7時までの13時間の整備作業中、王さんはすべての列車の1万点以上の部品を一つずつ検査する。彼女の鋭い視線を逃れられる不安箇所はない。
成都動車区間成都運用ラインでは王さんのように、毎晩80人以上の整備士が動車組の全面的な検査を行い、翌日の運行を支えている。王さんたちはスピードと熱意により動車組の安全運行を保証し、旅客の安全な移動を守っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月9日