頬纈染は伝統の染織工芸で、甘粛省の蘭州交通大学頬纈染芸術研究所は古書の頬纈染工芸の染料選びと染織方法を継承している。それと同時に、新しい原料を開拓し、現代的な柄をデザインし、シルクロード文化や地域的特徴が濃厚な様々な染織物を製作している。
この工芸で使用する染料は全て自然のもので、ベニバナやオリーブの葉などを染料にし、発酵、圧縮、浸漬、着色などの工程を経て、束ねたり重ねたりして絞り染めを行い、生地の上で伝統工芸と地域的特徴が合わさる。シルクロード頬纈染工芸は甘粛省無形文化遺産に登録されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年3月10日