日本がパンドラの箱を開ける 海鮮は安全なのか

日本がパンドラの箱を開ける 海鮮は安全なのか。

タグ:海鮮 福島第一原発 汚染水

発信時間:2021-04-14 09:24:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   日本政府は4月13日、福島第一原発の汚染水を処理後に海に放出することを閣議決定した。

 

食卓への影響はどうか。海鮮は安全なのか。

 

 『健康時報』は専門家の観点を引用し、全体的に言うと、汚染水の海洋放出による影響はあると伝えた。

 

 記事によると、中国地質大学海洋学院の劉恩濤氏は、「人は食物連鎖の最上部に位置し、海鮮などの生物増菌の放射性元素が食物連鎖を通じて人に影響することはある」と述べた。

 

 分析によると、人は食用海産物を通し、海中の様々な放射性同位体を間接的に摂取する。放射線に汚染された海産物を長期的に大量に摂取すれば、体内の放射性物質蓄積量が許容量を超え、慢性的な放射線障害などの疾病を引き起こし、造血器官、内分泌系、神経系などの損傷につながる可能性があることが実験でわかっている。

 

汚染水はどの地域に影響するか

 

 日本が汚染水を処理後に海に放出すれば、後戻りはできない。

 

 まず、日本の太平洋沿岸、特に福島県周辺の水域が影響を受ける。その後、東中国海にも汚染が広がり、日本の周辺国への影響は免れないと見られる。

 

 韓国のある海洋科学研究機関は、放射性物質は放出から57日後に太平洋の大半地域に拡散し、3年後に米国とカナダに影響が及ぶとしている。

 

 放射性物質のセシウムを例に挙げると、日本原子力研究開発機構は半減期約30年のセシウムの拡散をコンピュータシミュレーションし、海流に乗り5年で北米に到達し、10年でアジア東部に戻り、30年後に太平洋全域に拡散するという結果が出た。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年4月13日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで