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japanese.china.org.cn |25. 05. 2021

「絶滅」から「再生」 トキ保護が世界の絶滅危惧種保護の手本に

タグ: トキ保護 秦嶺 手本

陝西省洋県溢水鎮老荘村のトキの巣設置ポイントに餌を探しに戻ってきた成鳥(5月21日)


 40年にわたり、多くの人がこの美しい鳥類の保護に取り組んだ。最新の統計によると、世界のトキの数は7000羽に達した。「絶滅」から「再生」、秦嶺から世界へと、「吉祥の鳥」は再び空高く羽ばたいている。


 1990年代から、中国は何度も日本にトキを寄贈し、日本のトキ保護増殖事業を後押ししている。2008年、陝西洋県トキ繁殖飼育センターのトキのつがい「洋洲」と「龍亭」が韓国にわたり、翌年にはひなが誕生した。2013年、中国は共同で繁殖研究を行うために韓国に再び2羽のオスのトキを寄贈した。

 

 トキの生息地は中国の陝西省、河南省、浙江省に集中している。日本と韓国は中国の支援のもとで野生個体群を形成した。最新の統計によると、世界のトキの数は7000羽に達し、トキの絶滅危惧レベルは「絶滅寸前」から「絶滅危機」に引き下げられた。

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