6月16日、江蘇省の揚州三湾古運河のほとりに揚州中国大運河博物館がオープンした。同館は総面積約7万9000平方メートルで、展示館、中庭、館前広場、大運塔、今月橋の5つの部分からなる。国内最初の文物保護、科学研究展示、社会教育を一体とした現代的な総合運河テーマ博物館となる。
揚州中国大運河博物館は春秋から現代までの運河をテーマとした古籍文献、書画、彫刻画、陶磁器、金属器、雑則など各種展示物1万点(組)以上を集め、大運河の「百科全書」と言える。同館は大運河関連の文物を展示すると同時に、歴史的シーンの再現やマルチメディア展示などを通し、運河の「タイムスリップ」を体感できるようにしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年6月17日