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japanese.china.org.cn |18. 06. 2021

中国3番目の砂漠の南端 「砂の町」から「水の里」に変身

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   中国で3番目に大きい砂漠の巴丹吉林砂漠の南端に、小さい町がある。ここには中国で2番目に大きい内陸河川の黒河が流れ、水と砂が出会う。そのため、甘粛省張掖市にあるこの小さい町は「臨澤」と呼ばれている。歴史上、臨澤の生態環境は非常に悪く、砂漠とゴビが県の面積の3分の2以上を占めていた。


   故郷を守るため、臨澤県の幹部と住民は多くの措置を通して科学的に砂漠を改善し、数十年の努力により、内に耕地保護の森、中に風を遮る森、外に自然の森を有する生態保護システムを形成した。


   砂漠改善と同時に、水も引いた。2020年から、現地は水系連結プロジェクトを行い、全県に水脈を開通し、川の整備、泥の除去、岸の整備を通して水系の流動性の向上、川の生態機能の修復、湿地の自然生態の改善を推し進め、川・湖・ダムを繋ぐ生態水網を形成した。現在、臨澤の生態環境は一新され、住民は水の近くで生活し、江南水郷のようになっている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年6月18日

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