国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)が北京2022オリンピック・パラリンピック冬季競技大会に対する審議会を16日と17日の両日に、オンラインで開催しました。
審議会では、北京冬季オリンピック組織委員会は開幕式で、大会の準備に関する進捗状況を説明しました。また、同組織委の関係責任者は、IOCとIPCの専門家らと共に、スポーツや医療、マーケティングなどの議題を巡って、率直で踏み込んだ討議と交流も行いました。
北京市の副市長でもある北京冬季オリンピック組織委員会の張建東副主席は、北京大会の準備状況について「ラストスパートをかける時期に入った。組織委は、グリーン、シェア、オープン、クリーンという開催理念を全面的に実施し、諸般の準備活動を全力で全うするとともに、冬のパラリンピックの成功に向けての準備活動にも同時に取り組んでいる」と示しました。
IOC北京冬季オリンピック調整委員会のサマランチ委員長は、「北京冬季オリンピック組織委員会は初期段階のテストイベントや、持続可能性などの活動で力強い成果を上げている。北京大会の準備活動が肝心な時を迎えているが、我々は北京冬季オリンピック組織委員会が払った大きな努力に自信に満ちている」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2021年6月20日