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japanese.china.org.cn |01. 08. 2021

北京冬季五輪関係施設の建設が順調、施設ごとに新型コロナの予防抑制案

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北京冬季五輪施設の建設に関する記者会見

 北京冬季オリンピック組織委員会は30日、競技場など施設の建設に関する記者会見を行い、全体の施設の状況を説明したほか、次の段階の建設の重点を紹介しました。

 2022年北京冬季オリンピックと冬季パラリンピックの開催中、合わせて39の施設が使用されます。その内訳は、12の競技場、3つの訓練場、24の非競技用施設となっています。競技場の恒久的な施設はすでに竣工し、非競技用の施設の大部分が完成、一部もまもなく工事が終わるということです。

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 紹介によりますと、北京冬季オリンピック施設の建設は7つの特徴を持っています。

 ①2008年北京オリンピックのレガシーを最大限に利用していること

 ②氷上施設はグリーンで先進的な冷凍技術を採用していること

 ③雪上施設の建設は、自然の山林の理念によるものであること

 ④すべての施設はグリーン建築の基準に達していること

 ⑤施設の建設は工業跡地を復興させていること

 ⑥中国文化の要素を施設の建設に取り入れていること

 ⑦建設は終始、大会後の利用を念頭に入れていること

 また、北京冬季オリンピック組織委員会は東京オリンピック期間中の新型コロナへの予防・抑制活動に注意を払い、東京大会の経験を参考にして、北京の予防対策と結びつけ、施設ごとに予防・抑制案を策定していくことを決定しました。それと同時に、隔離通路や仮設トイレ、仕切の板と壁、仮設の隔離スポットなど一時的な施設を増やしていく予定です。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月1日