新疆ウイグル自治区阿勒泰地区富蘊県可可托海鎮から約17キロ離れた山地に、地下136メートルの水力発電所がある。
1950年代、可可托海の鉱物資源開発の規模拡大に伴い、電力不足問題が浮き彫りとなり、水力を利用し発電所を建設する必要に迫られた。1958年、地下136メートルでの水力発電所の建設が始まった。発電所は1966年に完成し、翌年に稼働を開始した。
時が経つにつれて、以前慌ただしく作業が行われていた鉱山は可可托海観光の新たな人気スポットになり、地下の水力発電所は生活保障分野で重要な役割を果たしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月4日