浙江省嘉興市秀洲区王店鎮の東興乳牛場は乳牛を養殖して20年あまりになる地元のリーディングカンパニーで、現在約630頭の乳牛を飼育している。2020年の生乳生産量は3000トンに達した。
2019年から、「嘉興秀洲―麗水龍泉山海協力農村振興富裕化連盟プラットフォーム」を通し、両市は乳牛の委託管理代行飼育プロジェクトを展開している。東興乳牛場は、生後約6カ月の乳牛の飼育を麗水龍泉市錦渓鎮下錦村の村民に委託している。2020年は2回で計82頭の乳牛の飼育を委託し、下錦村の収入は36万元以上増えた。
乳牛委託管理代行飼育プロジェクトは麗水龍泉市錦渓鎮下錦村の経済状況を改善しただけでなく、錦渓鎮のトウモロコシやホソムギの栽培も促した。同プロジェクトは浙江省の山海協力を推し進めるモデルプロジェクトとなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月13日