社会>
japanese.china.org.cn |17. 09. 2021

全国運動会 香港・澳門地区の代表選手が歓迎受ける

タグ: 香港特別行政区

 第14回全国運動会が9月15日に陝西省西安市で開幕し、全国のアスリートが国内最大規模で最高レベルの総合スポーツ競技会に集まった。香港特別行政区と澳門特別行政区の代表団が開幕式で入場すると、熱烈な歓声が沸き起こった。

 

 20時23分頃、香港特別行政区の区旗を先頭に、紫のユニフォームを着た香港特別行政区代表団が西安奥体センター体育場に入場し、約2万人の観客から拍手と歓声が沸き起こった。スポーツクライミングの欧智鋒選手が旗手を務め、その後ろを代表選手らが国旗と会旗を振りながら生き生きとした様子で歩いた。

 

 香港特別行政区の代表団が参加するのは1997年以来7回目で、今大会では陸上、バドミントン、自転車、卓球、馬術など18種目の決勝に出場する。

 

 香港各界は香港代表選手の全国運動会でのパフォーマンスに期待している。香港特別行政区の林鄭月娥行政長官は、「香港選手は先日の東京五輪で過去最高の成績を収めた。直後に開催される全国運動会で、香港市民は香港地区の選手、特に若い選手の成績に期待している」と述べた。

 

 香港特別行政区の代表団に続き、澳門特別行政区の代表団が入場し、拍手喝采を浴びた。旗手を務めたバドミントン裴鵬鋒選手が澳門特別行政区の区旗を振り、代表選手が国旗と会旗を振って観客に挨拶した。

 

 澳門特別行政区の代表団が全国運動会に参加するのは6回目となり、陸上、競泳、卓球、バドミントン、武術、アーチェリーなど20種目に出場する。

 

 祖国復帰後、澳門のスポーツ事業は急速に発展した。今回の全国運動会で、澳門地区の選手は良い成績を目指し、全国の選手と学び合い、友情を深める。

 

 4年に一度開催される全国運動会は中国のアスリートにとって最高の舞台で、1万2000人以上が今回の決勝に出場する。

 

 2025年第15回全国運動会は広東、香港地区、澳門地区が開催する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月17日