国家衛生健康委員会が発表したデータによると、11日までに全国で報告された新型コロナウイルスワクチンの接種回数は累計22億2000万回を上回った。浙江省や河南省などの地域は今年9月、ブースター接種の開始を発表した。現在までの一部統計によると、安徽省、福建省、河南省、黒竜江省、湖北省などの10数省がブースター接種の開始を明確にしている。
湖北省では10日までに4万710人がブースター接種を完了した。武漢市は優先的に金銀潭病院や空港などの重点エリアの高曝露リスク人員のブースター接種を行い、現時点でほぼ全員の接種を終えている。
広西チワン族自治区は9日に正式にブースター接種を開始し、住民無料接種政策を実施した。2回の接種を終えてから満6カ月経過した18歳以上の人が対象。
福建省では、アモイ、泉州、晋江などがブースター接種を開始した。アモイ市衛生健康委員会は、「アモイ市は10日より、12歳以上で不活化ワクチンの2回の接種、もしくはアデノウイルスベクターワクチンの1回の接種を終えてから満6カ月経過した人を対象にブースター接種を開始する」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月14日