北京冬季五輪の聖火採火式が18日、ギリシャのペロポネソス半島にあるオリンピア遺跡で行われた。北京冬季五輪組織委員会特別代表、北京冬季五輪組織委員会副主席の于再清氏は取材に応じた際に、採火の成功は北京冬季五輪が間もなく発進することを意味すると述べた。
于氏は、「北京冬季五輪にとって採火は非常に重要な節目だ。その成功は北京冬季五輪が間もなく発進することを意味する。五輪の聖火は全世界の視線を北京に集める」と述べた。
2008年北京夏季五輪の採火を経て、今や北京冬季五輪聖火採火式代表団の団長として再びギリシャを訪れた。于氏は、今回の感覚はやや異なると述べた。
「まず、冬季五輪の開催により北京は夏季・冬季五輪の開催経験を持つ初の都市になる。今後もそのような都市が出るかもしれないが、我々が初なので並々ならぬ意義がある。次に、冬季五輪は3億人のウインタースポーツ参加をけん引するとのスローガンを掲げており、ウインタースポーツにより全人民の運動水準を上げる。それから、より多くの一般人がウインタースポーツに参加するにつれ、中国のスポーツ産業も急成長し、競技水準もさらに向上する」
計画によると、北京冬季五輪の火種は現地時間19日にアテネのパナシナイコスタジアムで、ギリシャ五輪委員会から北京冬季五輪組織委員会に渡される。北京冬季五輪組織委員会の作業チームは同日、飛行機に搭乗し火種を中国に持ち帰る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月19日