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japanese.china.org.cn |28. 10. 2021

中央支援香港仮設病院建設プロジェクト 防疫の後ろ盾を構築

タグ: 香港 アジア 防疫 



 10月27日、「時代の精神が香江に輝く」大国建設シリーズ活動の取材団が香港アジア国際博覧館の隣の北大嶼山医院香港感染抑制センターを訪れ、重大プロジェクトである中央香港防疫支援について取材した。


 2020年7月末、新型コロナウイルスの第三波が香港地区で猛威を振るった。中央政府は香港地区の防疫を支援するため、特区政府の要請を受け、緊急支援を提供した。うち、香港仮設病院(現在は北大嶼山医院香港感染抑制センターと命名)プロジェクトは中央香港防疫支援の3大プロジェクトの1つで、深セン市政府が実施し、中国建築国際集団が建設を請け負った。


 病院の敷地面積は約3万平方メートル、建築面積は約4万4000平方メートルで、6棟の病棟、1棟の医療センターや関連施設などを建設し、136室の病室と815台の陰圧隔離ベッドを設置。プロジェクトは今年1月20日に竣工し、2月下旬に業務を開始し、香港公立病院の第一線の病床数は75%増加、公立病院のPCR検査能力は10~15%上昇し、香港医療システムの圧力を大幅に緩和し、防疫能力を高めた。


 香港仮設病院プロジェクトの責任者の1人で中建国際医療公司社長の張毅氏は、「通常、香港地区で同等規模の病院を建設する場合は3~4年かかるが、同プロジェクトは両地域の政府の全力支援とプロジェクトチームの努力により、わずか4カ月で完成した。香港地区の永久建築基準も満たし、奇跡と言える。これは通常のプロジェクトではなく、時間との戦いで、立派な使命でもあった」と述べた。



 香港地区の新型コロナ流行は完全に収まり、中央の思いやりと本土民衆の友情を結集した北大嶼山医院香港感染抑制センターは現在、香港地区のアフターコロナの後ろ盾として大きな役割を担い、両地域の心を一つにした防疫、運命を共にした感動的なストーリーを伝えている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月28日