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japanese.china.org.cn |20. 11. 2021

父親におんぶされて一緒にデリバリー配達していた赤ちゃんが3歳に

タグ: デリバリー


2年前、父親におんぶされて一緒にデリバリーの配達をしていた赤ちゃんは今、明るくて、物分かりの良い女の子に成長した。中央テレビニュースが報じた。

女の子の名前は李霏児ちゃんと言い、今年3歳。父親の李園園さんは江蘇省常州市でデリバリー配達員をしている。


2019年の春節(旧正月)、まだ生後わずか5ヶ月だった霏児ちゃんは肺炎になり、40.5度の高熱を出して入院。この入院で李さん夫婦の貯金は底をついてしまった。そこで李さんの妻は働きに出るため、生鮮市場で肉を売る仕事を見つけてきたが、彼女が働きに出ると、日中、霏児ちゃんの世話をする人がいなくなってしまう。そこで李さんは霏児ちゃんを連れて一緒に仕事に出かけることになったという。

それからというもの、霏児ちゃんは毎朝、父親の李さんと一緒にデリバリー配達に出かけ、午後は生鮮市場で働く母親が面倒をみるという日々が始まった。李さんは取材に対して、「デリバリー配達は午前は暇で、午後は忙しい。そこで午後は妻が面倒をみる。こうして2人で半日ずつ子どもの面倒をみる生活を2年以上続けてきた」と話した。

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