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japanese.china.org.cn |26. 11. 2021

高齢者が多い住宅に「陽光エレベーター」設置

タグ: 高齢者 陽光エレベーター

   渝中半島の重慶市渝中区両路口街道にある中山二路コミュニティは1980~90年代に形成された。ここはもともと山地で、多くの住宅が山沿いに建ち、十数階建ての建物でもエレベーターがついていない。

 

   中山二路コミュニティ一帯の常住人口は4000世帯1万4000人、うち高齢者は5000人で、足腰がよくないなどの問題を抱えている人も多い。中山二路幹線道路に行くには、垂直高度30メートルに達する8~9階まで階段を登る必要がある。階段を登るのは多くの高齢者にとって負担であり、買い物や散歩に行くのも不便で、外出が困難となっている。

 

   今年7月、中山二路コミュニティの公共エレベーター設置プロジェクトが始動した。5カ月間の工事を終え、11月24日にエレベーターを使用できるようになった。公共エレベーターの設置は住民、特に外出が困難だった高齢者の問題を解決し、設置に喜んだ住民から「陽光エレベーター」と名付けられた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月26日


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