今年58歳の杜海寛さんは、中国鉄道呼和浩特局集団有限公司(以下、中鉄呼和浩特局)包頭西機関区包頭運用区間で電力作業車の運転手をしている。1985年から機関助手、副運転手、列車運転手を担当した杜海寛さんは、36年間「規則違反ゼロ、規律違反ゼロ、故障による停車ゼロ、延着ゼロ、クレームゼロ」の5つのゼロ記録を持つ。
旅客車の運行に対する要求は細かく、「発車と停車を感じさせない」安定した操縦技能があってこそ、乗客に快適に乗ってもらうことができる。そのため、杜海寛さんは勤務しながら操縦技術を磨き、経験をまとめ、操縦レベルを高めた。作業基準や操作規定などの業務知識を身につけるため、杜海寛さんは時間があると妻の薛利英さんに質問してもらい、記憶していった。
「列車と付き合って36年になるが、優秀な列車運転手になるということを全うした」と杜海寛さんは話す。毎日の努力してきた彼は、これまでに全国労働模範、全国五一労働勲章、全国鉄道牽引車勲章などの栄誉を獲得した。今年11月、彼は全国誠実守信模範に選ばれた。
あと1年あまりで退職する杜海寛さんは、2つの願いを語った。1つは最後まで勤務し、列車運転手として旅客に優れたサービスを提供すること、もう1つは「伝道師」となり、自分の経験を若い同僚に伝えることだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月26日