夜になり、大連体育センターのバドミントン館に設置された5室からなる「ファルコン号」エアフィルム実験室には明かりが灯り、約100人のスタッフが時間と競争し、最速で新型コロナウイルスのわずかな手掛かりを見つけている。
「ファルコン号」エアフィルム実験室は新型コロナウイルスのPCR検査を行う快速移動実験車である。11月11日に業務を開始した同実験室は、大連の大規模なPCR検査作業に何度も参加した。
PCR検査の温度、湿度、気圧に対する要求は非常に高い。大連「ファルコン号」エアフィルム実験室の責任者の朱保坤さんによると、PCR検査は非常に複雑な作業で、試験員の作業は大変で、実験の安全性と科学性も保証する必要がある。「ファルコン号」は手順を合理化し、1室の共用の資材準備区、2室の検体処理区、2室の核酸増幅分析区の5室からなる。手順に合わせて中心から両側に配置し、実験室の作業をより集成、効率的にしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月26日