「中国玩具の都」と称される広東省汕頭市澄海区は、簡単な玩具加工産業からクリエイティブ産業や文化産業などのハイエンド産業へのグレードアップを実現した。設計、原料供給、モールド加工、部品製造、組み立て、漫画アニメ商品、展示貿易、販売・輸送などの各部分が連携する産業クラスターを形成している。
玩具企業も新型コロナの影響を受けた。これを受け、現地は政策支援を強化し、企業の技術改良、産業プラットフォームの構築、貿易市場の開拓をサポートしている。また、調達・貿易や越境ECなどの業態の発展を通し、貿易の基盤を固め、産業循環を円滑にし、玩具産業発展の新構造を形成している。
2021年1~9月の澄海区の一定規模以上玩具企業の生産高は92億9600万元に達した。21年1~7月の澄海区の玩具輸出額は27億3800万元で、区の輸出総額の56.64%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月3日