標高3000メートル以上の場所にある蘭新高速鉄道山丹馬場駅が12月5日、旅客業務を開始した。
山丹馬場駅は甘粛省張掖市山丹県に位置し、もともとは通過駅で、旅客輸送業務を行っていなかった。今年3月、山丹馬場駅の拡張工事が行われ、1080平方メートルの駅舎、2つのホームと関連施設が新設された。運営開始後、動車組列車が山丹馬場駅に停車し、ここから蘭州、西安、ウルムチ、嘉峪関、敦煌など多くの都市に行けるようになる。
山丹馬場は世界で最も歴史の長い馬場の1つである。漢代から、ここは役所が設置した馬の養殖基地だった。新中国成立後から軍馬を育てて約半世紀になる。
近年、祁連山の生態環境保護の成果が現れ、山丹馬場は生態観光業の発展に力を入れている。山丹馬場駅の旅客業務開始後、観光客はより便利に雪山、草原、駿馬が作り出す独特な風景を見に訪れることができ、「緑水青山」から「金山銀山」への変化も促進される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月6日