冬になり、新疆ウイグル自治区のジュンガル盆地西部にある甘家湖林区は防火の重要な時期に入った。ここで勤務する新疆塔城地区烏蘇市甘家湖営林場の100人以上の各民族幹部職員も巡回を強化している。
烏蘇市甘家湖営林場にある18カ所の管理所は、甘家湖林区の防火、林木資源の管理、野生動植物の保護、草原の管理などの作業を担っている。営林場の設立から55年で、各条件の改善に伴い、職員の巡回方法は徒歩から騎馬、四輪バギーへと変わり、巡回面積も大幅に拡大した。
甘家湖営林場がある林区の植物はサクサウールなどの灌木を中心とし、その種類は約110種、総面積は約392万ムーに及び、中国で2番目に大きい砂漠・古爾班通古特砂漠の南への拡大を防いでいる。また、ここにはアジアで最も面積が広く、保存状態が良好なサクサウール林区もあり、生態維持において重要な役割を担っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月7日