北京市の奥運村(オリンピック村)通りでは5日、冬季五輪をオンライン・オフラインでサポートする3つのシリーズの活動がスタートした。数万人の住民が「夏季・冬季五輪両大会の開催地」のホスト役として共に冬季五輪を迎える。
「冬季五輪で知り合い、マナーをつなぐ」シリーズの活動では、『共に未来へ』のジェスチャーダンスリレーとVR関門突破ゲームイベントを展開。オリンピック村の近隣住民を『冬季五輪天暢園』に招いて、冬季五輪を理解させ、礼節ある行動を通じて共に冬季五輪を盛り上げる。
「冬季五輪で出会い、文化を共に創る」シリーズの活動では、文化的な手描きの絵やポスターを募集。住民が絵筆をとり、共に奥運村の文化的な街の風景やボランティア活動の様子を描き、これらのコンテンツを奥運村独自の宣伝ポスターとして制作、掲示板や建物のドアに貼り、多くの住民が礼節ある態度で冬季五輪をサポートできるようにする。
「冬季五輪で守り合い、志あれば為せる」シリーズの活動では、移動博物館の共同建設・各国からのゲストの歓迎・「3つの1」行動を展開する。博物館の形式を通じてオリンピックの記憶を蓄積し、マナーを守ってチェックインする方式を通じて、最高のムードで各国のゲストを迎える。広報宣伝や動画リレーを通じ、全ての人が冬季五輪のボランティアとなれるようにする。
数万に上る奥運村の住民は自分たちのやり方で冬季五輪を応援している。住民の沈国華さんは、冬季五輪のカウントダウンを毎日カメラで記録し、記念コインやアルバムなど冬季五輪関連の記念品も集めている。沈さんは、これらのコレクションの写真を奥運村近隣住民向け五輪アプリに投稿し、移動博物館の所蔵品を充実させたいとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月11日