タクラマカン砂漠の南西部に位置する莎車県は新疆ウイグル自治区で人口が最も多く、2020年の新疆最後の貧困10県の1つで、広大な砂漠は現地の経済成長のネックとなっていた。
2021年、莎車県は人口が多く土地が狭い、近所での就業といった問題を解決するため、ゴビの太陽光資源を利用し、草の生えないゴビに2万ムーのゴビ産業パークを建設した。地元政府の統計によると、莎車県ゴビ産業パークは3000軒の温室ハウス、15万頭規模の優良肉羊飼育センター、200万羽規模の家禽養殖基地などを建設。周辺4つの郷鎮の約3000人の村民が近所で就職し、村民はハウス栽培や労働などを通して収入の安定を実現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月14日