
「私たちも医療従事者です、私たちにもできます!」。 杭州市上城区凯旋街道地域衛生サービスセンターで、新疆ウイグル自治区阿克蘇出身の医療従事者が訪問検体採取チームに加わった。
新疆ウイグル自治区阿克蘇出身の医療従事者2名は、2021年に浙江省が新疆阿克蘇地区と新疆生産建設兵団第一師を対口支援(カウンターパート)方式で支援するプログラムで公衆衛生管理業務の幹部として育成する人材だ。うち、張寧寧さんは阿克蘇市英巴街道地域衛生サービスセンターの副主任、趙麗麗さんは新疆新和県人民病院公衆衛生科の看護師長を務め、このほど杭州市上城区凯旋街道地域衛生サービスセンターで1カ月間の研修を受けるために派遣された。しかし予想もしなかったことだが、ちょうど研修開始の最初の週に杭州で新型コロナ感染症が発生し、短期間のうちに大量に訪問検体採取を実施する医療従事者が必要となった。

張寧寧さんと趙莉莉さんはそんな状況を目の当たりにし、躊躇することなく積極的に地域社会での防疫活動に加わった。「皆さんが多忙を極めているのに、私たちが参加しないのは配慮に欠けた行為です」。張寧寧さんは、「防護服を着て、検体採取の資材、検体輸送用BOX、アイスバッグを準備――。これらの作業フローは私たち2人が熟知したものです。今いる場所が新疆から遠く離れた杭州であることを除いては。杭州のコロナとの戦いに、新疆の力が役に立つことを望みます」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月25日
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