中国鉄道南昌局集団有限公司向塘機関区のカン州西当直室で勤務する張定秀さんの業務用携帯電話のアラームは鳴り続けている。高速鉄道当直員の彼の仕事は、高速鉄道の運転士に勤務時間を伝え、乗車前の準備をサポートすることである。
当直室のパソコンでもアラームを設定しているが、万が一に備え、張定秀さんは業務用携帯電話のアラームを56個設定し、高速鉄道の安全に「ダブルの保険」をかけている。
高速鉄道は時速が速く、回転が速く、運転士は交代勤務制をとり4時間ごとに休憩する。停車交代時間は数分しかなく、張定秀さんは時間を正確に把握する必要がある。アラームが鳴ると、高速鉄道の運転士に準備と作業記録を行うよう電話で伝え、どれも怠ってはならない。張定秀さんは、「春運期間は列車の運行が忙しくなり、旅客の安全を守るため、おろそかにせず、全ての仕事を真剣に行う必要がある。それは私たちの責任」だと話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月18日
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