国家スキージャンプセンターは2022年北京冬季オリンピック張家口競技区で工事の作業量が最も多く、技術難度が最も高い競技場である。外観が中国古代の吉祥の象徴「如意」に似ていることから、「雪如意」と名づけられた。北京冬季オリンピックの「スター」競技場である「雪如意」は世界最長のスキージャンプコースを有し、スタート地点に大型のカンチレバー装置を設置。コースはHS140大ジャンプ台とHS106標準ジャンプ台で、落差はそれぞれ136メートルと115メートル。
中国初の国際基準に合わせたスキージャンプ競技場で、2022年北京冬季五輪のスキージャンプ、ノルディック複合の2競技8種目を担う。
「雪如意」は2018年5月に着工した。2020年6月に鉄筋構造を撤去し、同年11月に国際スキー連盟の検査に合格。同年12月に河北省第2回氷雪運動会で披露された。
2021年12月上旬、「雪如意」で2021-2022国際スキー連盟スキージャンプインターコンチネンタルカップ、2021-2022国際スキー連盟ノルディック複合インターコンチネンタルカップの2競技の北京冬季五輪テストマッチの検証が行われ、北京冬季五輪の2競技の代表選手が登場した。
2022年北京冬季五輪の開幕まで十数日となり、「雪如意」は世界の友人を迎える体制を整えた。ここで8枚の金メダルが発生する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月20日