欧米人選手が北京冬季五輪の感染対策を支持、安全を最優先

中国網日本語版  |  2022-01-22

欧米人選手が北京冬季五輪の感染対策を支持、安全を最優先。

タグ:欧米人選手 北京冬季五輪 感染対策 支持

発信時間:2022-01-22 10:05:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 記者がこのほど欧州各地でウィンタースポーツの大会を取材したところ、圧倒的多数の外国人選手が北京冬季五輪の感染対策に理解と支持を示している。彼らにとって安全な冬季五輪の開催は何よりも重要だ。

 

 フィギュアスケート・アイスダンスの世界選手権覇者、フランスのシゼロンとパパダキスは、選手としては感染対策を遵守するだけで、その他は練習と試合に集中できると述べた。

 

 パパダキスは、「コロナ禍であることから、当然ながらこれが非常に『特殊』な冬季五輪になることは間違いない。バブル内に閉じ込められ練習し、試合に挑まなければならず、これまでの冬季五輪のように自由に散策できない。しかしこれはそれほど大きな問題ではない。この1、2年で出場した多くの大会で厳しい感染対策が講じられ、私たちも安全な大会が最も重要であることを理解している」と述べた。

 

 2人は北京に美しい思い出がある。2017年のフィギュアスケートグランプリ中国杯のアイスダンスに出場し、首都体育館で史上初の200点超えを達成し、200.43点を記録した。

 

 同じく北京を縁起のいい場所としているのは、オーストリアのスノーボード五輪金メダリストのアンナ・ガッサーだ。「毎回北京に行くとパフォーマンスが良いようだ。私はAir & Styleに2回出場し、首位、2位になった。この美しい思い出が今年も続くことを願っている」

 

 ガッサーは、「北京の感染対策よりも、冬季五輪が始まる前に自分が感染しないかの方が心配だ。冬季五輪に出場できれば、そこが最も安全な場所になると信じている」と述べた。

 

 スイスのスノーボード選手のヤン・シェレルも最近、非常に注意深く生活しており、常に密を避けているという。冬季五輪に2回出場したシェレルは、「今感染してしまえば冬季五輪には出場できなくなる」と述べた。

 

 シェレルはまた、「冬季五輪の厳しい感染対策はいいことだ。全世界が現在、特殊な状況に置かれており、私たちはこのすべてを受け入れなければならない。私は雲頂スキー場を2回訪れたが(シェレルが出場したハーフパイプは、張家口ゾーンの雲頂スキー場で行われた)、現地の条件は非常に良かった。気温がやや低かったが、ハーフパイプの会場の条件は非常に素晴らしく、ホテルも食事も良かった。そのため私は今から今回の冬季五輪に非常に期待している」と述べた。

 

 フリースタイルスキーも雲頂スキー場で行われる。ノルウェーの選手のBirk Ruudは金メダルの有力候補で、取材中には冬季五輪の感染対策に同じく積極的な態度を示した。「厳しい感染対策にはもう慣れている。選手にとってはそれは何の問題でもない」

 

 この21歳の若き選手はさらに、冬季五輪のスキージャンプに出場する。この競技の開催地は北京西部の首鋼工業団地内だ。注意すべきは、首鋼スキージャンプ台の初のお披露目がAir & Style北京2019国際スキー連盟スキージャンプW杯で、そのチャンピオンがRuudだったことだ。

 

 海外メディアは最近、北京冬季五輪の感染対策について喧伝し、不可解な論調によりこれらの対策を厳しすぎると批判している。しかし畢竟、冬季五輪の舞台は選手のものであり、選手の考えが最も重要だ。米国のスノーボードのレジェンド、ショーン・ホワイトはすべての出場選手の心の声を口にした。

 

 ホワイトは新華社の取材で、「これほど長期に渡り世界全体が感染症の影に覆われてきたが、幸いにも私たちにはまだ冬季五輪がある。これは素晴らしいことだ。そのため私は中国に、五輪という大きな家庭に、これほど苦しい時に冬季五輪を開催することに感謝しなければならない」と述べた。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月22日

 


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