中国が世界最大の疾病・健康危険要素観測網を構築

中国網日本語版  |  2022-06-21

中国が世界最大の疾病・健康危険要素観測網を構築。

タグ:疾病・健康危険要素観測網

発信時間:2022-06-21 14:51:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国共産党第18回全国代表大会以降、中国は各種措置により疾病予防・抑制体制を整えている。現在すでに世界最大の疾病・健康危険要素観測ネットワークを完成させており、各種ワクチンにより感染症を予防し過去最低水準に引き下げている。エイズの死亡率と結核の発症率が大幅に低下し、「B型肝炎大国」のレッテルを剥がした。この10年間で中国の重大疾病予防・抑制活動水準と、人民の健康達成感が絶えず向上している。


 「中国は2004年に全国感染症ネットワーク直接報告システムを構築し、同年にリリースし運行開始した。同システムは現在まで18年連続で安全かつ安定的に運行している」中華予防医学会常務副会長兼秘書長の馮子健氏によると、同システムは全国の16万8000の各種医療・保健機関を網羅しており、ユーザー数は35万にのぼる。全国法定感染症の報告の99%以上が迅速に行われており、診断から報告までの平均間隔が約4時間となっている。同システムの長年の効果的な運行により、感染症の報告漏れが減少し、感染症の報告が極めて迅速に行われるようになった。


 「新型コロナウイルス感染症の発生後、我々は医療機関の新型コロナウイルス感染者の報告活動をさらに強化した」馮氏によると、ネットワーク直接報告システムは新型コロナウイルスの感染症及び無症状感染者の追跡、疫学調査、感染状況の研究・判断、ビッグデータ比較対照・解析、健康コードの応用などに力強いデータサポートを提供した。


 国家衛生健康委員会疾病予防管理局の呉良有副局長によると、中央財政は現在、毎年40億元を投じ住民に無料の免疫計画ワクチンを提供しており、予防可能な感染症が15種にのぼっている。対象者は0−6歳の児童が中心。中国の適齢児童の国家免疫計画ワクチン接種率は現在90%以上を維持しており、各種ワクチンにより感染症を予防し過去最低水準に引き下げている。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月21日

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