国家インフルエンザセンターがこのほど発表した全国インフルエンザ観測情報によると、南方の一部の省が6月に入りインフルエンザの流行期に入っており、外来に占める感染者の割合が持続的に上がっている。インフルエンザの感染者数は近年同期としては高い水準に達している。
国家インフルエンザセンターが発表したデータによると、6月に南方の省でインフルエンザウイルス検査の陽性率が持続的に上昇し、一部の省は夏の流行期に入っている。ウイルスはA(H3N2)亜型が中心。6月6−12日の1週間で、南方の省の指定病院から報告されたインフルエンザの感染者が外来に占める割合は5.8%で、前週の5.1%を上回り、2019−21年同期の水準も上回り、近年の同期としては最高の水準となった。
疾病予防専門家は、インフルエンザの活動が活発になる時期について、インフルエンザワクチンの予防接種が最も経済的かつ効果的な措置の一つだと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月24日