7月11日は「世界人口デー」だ。国際連合経済社会局(UNDESA)は同日発表した「世界人口見通し2022」報告書の中で、年内に世界の人口が80億人を突破すると予想した。特に注目されているのは、インドが2023年に初めて中国を抜き、人口が世界最多の国になることだ。
国連のウェブサイトの最新情報によると、国連のグテーレス事務総長は世界の人口が80億人を突破するという一大ニュースについて、自ら「祝電」を出した。「人口増加は世界の多様化を促進するだけでなく、医療体制の進歩により人々の平均寿命が延び、母子の死亡率が下がったことを意味する。これは記念すべき時だ」しかしグテーレス氏は、「世界各地が依然として新型コロナウイルス感染症、気候変動、人道危機、飢餓・貧困の危険な状況に陥っている。人々は地球を守る共同の責任を担う必要がある」と呼びかけた。「国際社会の注目の焦点は常に、一つの数字の記録ではなく、血肉を持つ人であるべきだ」
報告書はインドの人口が2023年に全面的に中国を抜き、その後数十年に渡り世界一を維持すると予想した。インドの人口は2050年に16億6800万人に、中国の人口は約13億1700万人になる見通しだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月12日