国家衛生健康委員会はこのほど、「一部の地域で、HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の無料接種に関する政策を全国に先掛けて制定・実施し、対象となる年齢(9歳以上)の女児の接種率を高めていく」と発表しました。
中国では現在、HPVワクチンは国家の免疫力向上計画には組み込まれておらず、接種する場合は自由意志と自己負担が原則となります。
国家衛生健康委員会は2021年5月から15都市で子宮頸がんの総合予防措置を実施し、広東と海南、福建の3省では既に省内の全域で国産のHPV2価(HPV16型と18型)の無料接種を始めています。
「中国国際放送局日本語版」2022年7月17日