2013年に設立された新疆ウイグル自治区庫爾勒(コルラ)市青少年模範性総合実践基地は、小中学生の素養教育を推進し実践能力を高めることを目的とした、公益性の国家級模範性総合実践基地だ。敷地面積は130ムー以上、総建築面積は4万平方キロメートル以上。室内総合実践エリア、室外勤労体験エリア、素質向上エリア、生活エリアなどの基本機能エリアを持ち、1500人の小中学生の同時学習や食事・宿泊を確保でき、総合実践教育活動を実施できる。基地内の施設は完備されており、先進的だ。先ほど開かれた新疆ウイグル自治区第14回運動会において、同拠点はフェンシングと女子バスケットボールの開催地となり、かつ選手に練習場と宿泊施設を提供した。
教科内容について、同基地は「キャンプ+拠点」「拠点+研学」モデルを採用。科学技術イノベーションエリア、伝統文化伝承エリア、生命安全体験エリア、勤労体験実践エリア、素質向上訓練エリア、特色教科研究エリアなどの分野を形成した。43の室内研学教科、10弱の会場テーマ教科、86の精選研学路線が含まれる。新疆地区の都市部・農村部教育均等化発展及び青少年の全面的な発展を力強く促進している。
同時に同拠点は全国範囲の全国対外協力プロジェクトを積極的に実施している。過去3年の年間受入人数は3万人以上に増え、累計で10万人にのぼっている。2022年には全国小中学研学実践教育キャンプに選ばれた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月25日