積石山地震　ラーメンが心を温める

新華社記者 張宏祥撮影

   35歳の馬俊海さんは青海省海東市民和回族トゥ族自治県官亭鎮に暮らしている。積石山県で発生したマグニチュード6.2の地震で、馬俊海さんが経営するラーメン店とタイル店は損壊した。震災後、馬俊海さんと家族は、自分も被災したというのに、近所の人たちを助けている。

   12月20日早朝、馬俊海さん一家は20袋の小麦粉を買い、損壊した店の前に鍋とかまどを置き、ラーメンを無料で提供した。小さなラーメン屋台は忙しくなり、近所の人たちや親戚も一緒に生地をこね、麺を伸ばし、スープを作り、器に盛り付け、湯気の上がったラーメンは冬の寒さを吹き飛ばした。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年12月21日