穿洞遺跡の古人類活動の痕跡を探る

新華社記者 楊文斌撮影

   貴州省文物考古研究所と中国科学院古脊椎動物・古人類研究所が発表した最新の考古研究結果によると、専門家は2年かけて、貴州省安順市普定県にある穿洞遺跡で早期に発掘した地層の下に新たな地層を発見した。普定地区での人類の活動時期は5万5000年早まるとみられる。

   今回の考古発掘で、穿洞遺跡に3基の墓、1万点以上の石器、2500点以上の骨角器、10万点以上の動物の骨が見つかった。また、人類活動に関係する植物の痕跡も見つかり、これは現代人の出現と人類の環境適応の多様性の2つの考古重大課題の研究に重要な新たな証拠となる。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年1月26日