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japanese.china.org.cn |05. 03. 2024 |
鉄道警察師弟の初めての春運と最後の春運
タグ: 春運 鉄道警察
中国網日本語版 | 2024-03-05
新華社記者 劉潺撮影
3月4日、重慶鉄道公安処重慶北駅派出所で鉄道警察として勤務する54歳の梁尚秋さんと24歳の胡航婕さんは、今年の春運(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)最後の巡回任務の日を迎えた。春運が終わると、胡航婕さんは新たな職場で知識を学び、梁尚秋さんは今年4月に退職する。
1960年代生まれの梁尚秋さんは30年以上勤務するベテランの鉄道警察官で、2000年以降生まれの胡航婕さんは2023年に入所した新人警察官である。今年の春運期間、梁尚秋さんは胡航婕さんを連れて駅構内で巡回、セキュリティチェック誘導、旅客への応対を行い、突発的状況の対処方法や旅客とのコミュニケーションを教えた。厄介なことが起きると、梁尚秋さんは胡航婕さんに原因をしっかりと説明し、過去に類似の問題をどのように対処したかを伝えた。
春運が終わりに近づき、胡航婕さんは師匠の熱心な指導のもとで一人で多くの任務をこなせるようになった。約40日間の春運勤務で、「師弟関係」とも言えるこの鉄道警察官の姿と熱心な手助けは、重慶北駅を利用した旅客に温もりを与えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月5日