雪原の「ルビー」が高原の農村振興を促進

新華社記者 瀋伯韓撮影

   ハナカイドウは四川省西部、甘粛省南東部、西藏自治区南東部などの高原地区に生え、地域の気候調節や飛砂抑制などの作用があり、四川省カンゼ・チベット族自治州道孚県で「根雀」と呼ばれている。ハナカイドウは観賞価値、生態価値、薬用・食用価値が高く、葉は代用茶に、果実は根雀飲料などの商品にすることができる。

   近年、市場の需要が増え続け、道孚県はハナカイドウの苗木を栽培し、巨大な産業チェーン企業を育成することを計画している。村集団利益の配当、農村部労働者の就職促進、農家からの農産品買い付けなどの形式を通し、県内6郷鎮で2000人以上の収入増加を後押しし、農村振興を促している。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年3月13日