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japanese.china.org.cn |17. 06. 2024

ブラックテクノロジー 新しい技術とツールが治砂の「新兵器」に

タグ: ブラックテクノロジー 治砂
中国網日本語版  |  2024-06-17

 1950年代から、「治砂ルービックキューブ」と言われる草方格は寧夏回族自治区中衛県(現在の中衛市)で作られ、中国初の砂漠道路・包蘭鉄道の開通を支え、砂漠を25キロメートル後退させた。1980年代、「沙坡頭の治砂」方式は国連開発計画により各国に普及し、中国最初の世界に輸出された治砂プランとなった。

 風、雨、日光に晒される草方格の寿命は3年ほどで、補強が必要な時もある。2019年、中国科学院西北生態環境資源研究院の屈建軍研究員のチームは、アップグレード版の「治砂ルービックキューブ」となるブラシ状網縄式の草方格を開発し、砂の固定期間を5〜6年に延ばし、量産を実現させた。数年の実験を経て、徐々に普及している。

 ここ数年で、たゆまぬ努力と科学的治砂の精神により、中衛市は150万ムーの砂地を整備した。砂の固定期間が倍増し、生物地表の形成が加速し、草木の活着率が大幅に向上し、新しい治砂技術とツールが中国の多くの地域の治砂に貢献している。

 新華社記者 馮開華撮影

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月17日

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