江蘇省の連雲港にある田湾原子力発電所で6月19日、「和気一号」原子力エネルギー蒸気供給プロジェクトが稼働を開始した。中国の原子力エネルギーの総合利用は単一発電、都市住民への暖房供給から産業蒸気供給分野へと拡大する。
同プロジェクトは年間480万トンの蒸気を供給し、等量計算でCO2排出量を107万トン、二酸化硫黄を184万トン、窒素酸化物を263万トン削減できる。これは、面積2900ヘクタールの植樹に相当する。また、石油化学産業基地の炭素排出指標を年間70万トン節約することができる。
新華社記者 李博撮影
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月20日