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japanese.china.org.cn |10. 07. 2024

猛暑の上海 カニ養殖に精力を尽くす大学の研究チーム

タグ: 上海 カニ養殖
中国網日本語版  |  2024-07-10

 上海市で高温の日が続いており、7月8日は気温が38度に達した。崇明区新河鎮にある上海海洋大学産学研基地で、同校の水産・生命学院の教員と学生は焼けつくような日差しの下で、カニの養殖作業を忙しく行っている。

 2016年春、上海海洋大学の水産・生命学院の呉旭干教授率いるチームは、江蘇省興化市と上海市崇明区でタイワンガザミを発見し、選抜し保護養殖を開始した。チームは「白玉蟹」の新品種を選抜育種すると同時に、「白玉蟹」の形態学、遺伝多様性、養殖性能、性腺発育、可食率、栄養価、殻の色の形成メカニズムを研究し、養殖技術と栄養調整策略も開発した。長年の努力を経て、「白玉蟹」の試験養殖を上海だけでなく、新疆、寧夏、河南、江蘇、安徽、浙江などに広げていった。

 ここ数日、教員と学生は高温の中で基地にとどまり、「白玉蟹」の脱皮を観察している。チームは秋の「白玉蟹」の初大漁を目標に、真夏に汗水を流して懸命に作業している。

 新華社記者劉穎撮影

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月10日

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