「五輪休戦の壁」が公開、選手が世界平和を呼びかけ

　「五輪休戦の壁」が22日、パリ五輪の選手村で披露された。出場する206の国及び地域の五輪組織委員会及び難民選手団の数百人の選手が世界に向け、「平和に一つのチャンスを」と呼びかけた。国際オリンピック委員会（IOC）のバッハ会長は、これらの選手は「私たちのこの時代の平和の大使だ」と述べた。

　IOCのバッハ会長（左から3人目）が22日、「五輪休戦の壁」設置セレモニー後、難民選手団のメンバーと記念撮影した。新華社記者・孫非撮影

IOCのバッハ会長が22日、イベントでスピーチを行った。新華社記者・孫非撮影

　「五輪休戦」は、古代ギリシャの五輪の神聖なる休戦の伝統に基づくIOCの平和運動だ。パリ五輪及びパラリンピックの休戦期間は、パリ五輪開会7日前からパラリンピック閉会7日後まで。

モーリシャスの選手が22日、休戦の壁に署名した。新華社記者・孫非撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年7月23日