山奥の民宿オーナーと200ムーのアワ畑

　山西省長治市平順県榔樹園村の民宿で、三脚とスマホホルダーを持ち、民宿に泊まった子供たちを連れて栽培場所に向かい、アワの生長状況をライブ配信で紹介する魏美玲さん

　山西省南東部に位置する長治市は、アワ栽培の長い歴史を有する。今年44歳の魏美玲さんは、子供の頃から両親と共に山の上にでアワの作付け、草刈り、肥料やり、収穫を行い、故郷の大自然に深い思い入れがある。2015年、都市部で長年働いていた彼女は農業生産の規模化、科学技術化、現代化のチャンスに目をつけ、故郷で農業をすることを決め、太行山の「新農民」になった。

　インターネットの力を借り、合作社のアワを各地に販売している。ライブ配信で紹介された田園風景と太行山の美しい風景は、多くの消費者を引きつけた。

　消費者にアワの生長環境と太行山の風景を実際に感じてもらうため、魏美玲さんは古い自宅を8間の客室、食堂、娯楽室を備える民宿に改装した。2023年、民宿が営業を開始すると、多くの観光客が訪れ、祝日は予約が取れないほどの人気になっている。

　新華社記者詹彦撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年7月30日