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japanese.china.org.cn |03. 08. 2024 |
鐘鼓楼と暮らす「老北京」
タグ: 鐘鼓楼 北京中軸線
中国網日本語版 | 2024-08-03
範来友さん、鐘楼前にて(7月10日撮影)。範来友さん(69)は正真正銘の「老北京」だ。胡同の屋敷で花を植え茶を飲み、広場で羽根けりをし友人と交流する。範さんは鐘鼓楼の下で快適な老後生活を送っている。北京中軸線の世界遺産登録申請は古代建造物の修繕や景観対策など一連の古都保護活動を促した。これは範さんの居住環境を改善するだけでなく、現地住民の生活に対する文化遺産の重要な意義を認識させた。範さんは2024年1月に「北京中軸線文化遺産保護監督員」という肩書を手にし、古い隣人たちと共に玄関先の文化遺産を守っている。
インドのニューデリーで開催されたユネスコ第46回世界遺産委員会で27日、「北京中軸線――中国の理想的な首都秩序の傑作」を「世界遺産リスト」に登録することが議決された。これにて中国の世界遺産は59となった。
新華社記者・陳鐘昊撮影