砂漠の観光業発展　大卒生の故郷での「クブチ砂漠との縁」

　クブチ砂漠にある内蒙古自治区鄂爾多斯（オルドス）市達拉特（ダラト）旗の銀肯塔拉風景区は、夏の観光シーズンを迎えた。ここ数日、風景区の責任者の李方さんは、風景区を運営しながら施設やアトラクションなどの巡回点検を行い、観光客への良好なサービスの提供に努めている。

　今年30歳の李方さんは、達拉特旗展旦召蘇木展旦召嘎査で育った。2019年、大学卒業後に故郷に戻り、銀肯塔拉風景区に就職した。砂漠観光の人気に伴い、銀肯塔拉風景区は展旦召嘎査一帯の村民の観光業参入を後押しし、多くの住民が砂漠生態の改善から恩恵を受けている。

　観光サービス水準を向上させるため、李方さんの後押しのもと、銀肯塔拉風景区の砂漠宇宙船基地が今年7月初めに運営を開始した。観光商品が充実化し、国内外から多くの観光客が宿泊を体験しに訪れている。

　新華社記者 李志鵬撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年8月6日