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japanese.china.org.cn |07. 08. 2024

広西平流屯 自然を守りながら生まれ変わる

タグ: 民族風習 農村振興
中国網日本語版  |  2024-08-07

 雲南・貴州・広西の境にある広西チワン族自治区隆林各族自治県金鐘山郷平流屯は、200年以上の歴史を有するチワン族の村である。

 平流屯は110世帯480人以上のチワン族が暮らす、南盤江流域の青衣チワン村で、素朴な民族風習が残り、飲食、服飾、居住、祝日、儀礼などに鮮明な民族の特徴が表れている。中でも特徴的で保存状態が完全なチワン族の建築「干欄」(高床式建築)は、木楼や吊脚楼とも呼ばれる。

 「干」は「上」と「稲藁」、「欄」は家を意味する。住宅は3階建の木造で、1階は家畜の小屋、2階は住宅、3階は穀物倉庫になっている。屋根は傾斜が大きく、排水と日除けの効果がある。屋根の両側にはA字型のひさしがあり、通風と採光の役割があり、穀物の乾燥状態を維持する効果がある。

 村には古樹が立ち、高床式建築が69軒残っている。2012年、平流屯は第1陣中国伝統村落に選ばれた。

 現在、この地域はアグリツーリズム、村落の保護、農村振興を有機的に結びつけ、「自然が見え、郷愁が残り、文化が守られる」田園のある村づくりに力を入れている。

 新華社記者周華撮影

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月7日

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